このたびは、数ある同業者のホームページの中から、当店のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。2012年4月。それまでリフォーム業界に従事していたサラリーマン生活に終止符を打ち、個人事業主にてリフォーム事業を開業しました。当然、最初は仕事もなく右往左往しておりました。そして、開業した次の月、妻が突然の病に倒れ生死を彷徨うという人生で最悪の出来事まで起こりました。妻の看病と子供たちの面倒で仕事は全くできない状況に陥り、事業資金も底をつきました。奇跡的にも妻は意識を取戻しましたが、後遺症もありリハビリの日々。 半年が過ぎたでしょうか。 妻の回復の目途もたちましたが、仕事ができなかった半年間を取り戻すためどうしたら良いのか?悩みに悩んだ末、体を使う仕事で日銭を稼ぐ決断をしました。リフォーム業でスタートを切ったため、それに関連する仕事を探し、ハウスクリーニングにたどり着きました。そこで出会ったのが「NPO法人日本ハウスクリーニング協会」でした。
たかが掃除されど掃除…。
ところが、ハウスクリーニングは思っている以上に知識と技術がいることを知らされました。でも、やるしかない!と自分に言い聞かせ、ハウスクリーニング士を取得。こんどはハウスクリーニング営業です。近くの不動産屋さんへの飛び込み営業や、チラシを近隣に撒いたりしましたが、全く相手にされません(今考えれば当然だったと思います)そんな時、リフォームの職人仲間の紹介で、賃貸ルームクリーニングの話があり、お世話になることになりました。今まで乗っていたエスティマを売り払い、軽ワゴンを購入。道具もそろえていざ現場へ。今でも最初の1件目はよく覚えてます。渋谷区のデザイナーズ賃貸マンションでした。コンクリート打ちっぱなしでロフト付で1LDKのおしゃれな感じのお部屋です。私には師匠もおらず、すべて独学での実践。朝7:00からスタートしクリーニングが完了したのが21:00ごろ。その日はクタクタになりましたが、やり終えたという達成感もありました。次の日、元請さんから連絡をいただき、仕上がりOK!のお言葉。すごく嬉しかったです。
そんなこんなで、開業して5年(ハウスクリーニングを始めて4年)。ハウスクリーニングの仕事も増加し、本来の事業の目的であるリフォームの仕事もいただけるようになりました。これも、当社を採用していただいたお客様、取引先の会社様、仲間の職人たち、そして家族に支えられてきたからこそです。そして、3年で法人化という目標を達成することができました。従業員も雇えるようになり、これがらが「株式会社エバラハウス」として0からのスタートです。今後もより一層、お客様のお役に立てるよう、従業員一同、社業に邁進する所存でございますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。長文になりましたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
代表取締役社長
滝澤 俊之